「こ、これはもう……ゆ、許して」
「は? 負けたら脱ぐというルールでずっとやってて、今更なにを」
真正面で中腰になり、ショーツに手をかけようとしたショウ子が、うるんだ目で俺を見上げてきた。ぐっとくる表情に内心揺らいだが、俺は突き放す。
脱衣麻雀とはそういうものだ。今までこのルールでショウ子が男どもから巻き上げた金はいくらになることやら。
俺もずっとカモにされていた。挑んでは負け、また挑んでは負けた。美少女の笑顔を前に涙を呑んでいた。
だが今日は違った。実力がどうこうではなく、たまたま運が良かっただけ。
それこそが、彼女に勝つ唯一の方。流れに乗って勝ちまくり、あがられても最小限でしのぎ、ショウ子をパンツ一枚まで裸にした。そこで終わりというのが本来のルールだったが、ショウ子は最後の一枚を担保にしてさらなる勝負を挑んできた。そのとき俺に残っていたのは千点棒二本。ハコにできると踏んだのだろう。
俺の強運がショウ子の目論見を打ち破った。配牌良く、三巡目でリーチをかけ、一発ツモ。ふっと口もとをゆるめて牌を倒したとき、ショウ子の顔が真っ青になった。テンパっていたのは間違いない。一発でツモれなかったら俺の負けだったと、見えた。
とにかく俺は勝った。だからショウ子は賭けたものを脱ぐ。それだけのこと。
「覚悟を決めてもらおう。もし脱げないのなら俺が脱がしてやる」
「わ、わかったわ……」
静かに言い、目に本気という意志を光らせれば、ショウ子も観念する。
指が縁にかかる。迷いにふらつくが、泣き言はもう繰りかえさない。
ゆっくりと下がっていくショーツ。身をかがめ、上体で隠すようにして脱いでいく。
肉づきのいい太ももを滑りおり、膝小僧を越え、脛を通過する。足から薄布が抜けた。
ショウ子はしゃがみかけた格好で、固まっている。
「もっとちゃんと見せろ。俺は勝ったんだ」
脱いで終わり、なんてものじゃない。勝者はじっくりと、女の艶姿を眺めることができる。それもルールに含まれている。
「み、見ないで」
声を震わせても、ショウ子だってルールは知っている。素っ裸にまでなったのは自業自得ということも。
おずおずと身を起こす。片手は胸を、片手は股間を隠している。
ショーツが残っていたときには堂々と乳を見せていたのに、おかしなものだ。丸裸になって、羞恥心が煽られたのか。
俺は無言で待つ。隠したところでなにも進まない。
「……あぁ」
すっと、胸を隠していた手が落ちる。股間を覆う手が震え、胴の脇へ退く。
「綺麗じゃないか」
陳腐な言い回ししかできない。いや、なにを言っても不粋だ。美しい少女がすべてを見せてくれるのだから、下手な文句など吐かず目で楽しめばいい。
立ち尽している彼女がつらそうに見えたから、
「ほら、ここへ寝る」
すでに役目を終えた雀卓の上へあお向けに寝かせた。このほうが裸体すべてを見やすいし、一石二鳥だ。
「も、もう終わりにして」
「まだまだ。ちゃんと見せてもらわないと」
横たわったことでショウ子はより弱々しく、普通の女の子らしくなった。その裸に熱い視線を浴びせる。
ところどころに青さも残っているが、すでに大人といっても遜色ない豊麗な肉体。
お椀型の乳房は、横になってもまったく重力の影響を受けず見事なカーブを描いている。ツンと上向きに反りかえっている乳頭が欲望をそそる。ぎゅっと握って揉みたいが、手を出すのは御法度。だから目で楽しむ。男の目線でたっぷりと犯す。
「う、ううぅ……」
視姦される少女の喘ぎ声にそそられる。視線をますます粘っこく絡みつかせる。
美しい胸を十分に堪能してから、最後の一枚を剥いで露わになった女の器官へ目を向ける。
「脚を開け」
「い、いやぁ」
動けなくなっているショウ子の膝を俺が抱え持ち、Mの字を描かせた。
なんとも卑猥な格好に、にんまりしてしまう。
「……へえ、こんなに綺麗なんて」
顔を突き出し、脚の中心に見入った。羞恥ポーズにショウ子は唇をきゅっと噛みしめている。
顔立ちは清純に見えるが脱衣麻雀で男に挑んでいるんだから、処女かどうか怪しい。
でもこの性器の清楚な佇まいは……。陰唇はぴっちりと締まって、男の視線に羞じらって震えている。股は開いても、そう簡単には開かない秘密の唇。
割れ目の上側をふんわりと、黒い茂みが隠している。それほど密集していないが、一本一本に艶のある恥毛が生えている。
クリトリスが見えないのは、まだ小さなままだからか
少女の秘部を目に焼きつけているうちに、ズボンの内で窮屈になってきた牡器官で犯したいという劣情がめらめら湧いてくる。と滾ったところでそれはルール違反。
ルールに則って脱がしたのだから、俺だってルールは守る。ルールの範囲内で、楽しませてもらう。
「せっかくいいものを見せてもらってるんだ。使わせてもらう」
「な、なにを…………きゃあ!」
俺はベルトをゆるめ、ズボンを落とした。トランクスもずり下ろし、血液が集まっている陰茎を露出させる。
「男を見るのは初めてか?」
「……」
甲高い声に、ひょっとしてと思って問いを投げかける。
ショウ子はぷいっと顔をそむけたが、興味があるのだろう。顔をおそるおそる前に戻して、屹立に見入っている。
「見たいだけ見ればいい。俺も見せてもらっているからな」
揶揄混じりの言葉を飛ばすが、俺のモノに目を奪われているショウ子の耳には入っていかないようだ。
ならば、
「男はな、こうするんだよ」
「……あっ!?」
ショウ子の目の前で指を肉根に巻きつかせ、しごきはじめた。
「男のオナニーなんて、滅多に見られないぜ。ほら、よく見ろ」
極上な裸身をおかずにするだけでなく、少女にマスターベーションを見せつける。驚嘆する少女の視線が心地いい。
……自分に露出趣味があったのだろうか。ずっと男を喰い物にしていた小悪魔チックな少女へ男性器を見せていると、倒錯的な快感が湧き起こってくる。
こうしてしごいて昂っていけば男はどうなるか。見せてやる。最後の一枚まで剥ぎ取った俺の強さを、俺の男を、肌に教えてやる。
手筒が猛然と往復し、腰も自然にピストン運動をはじめる。ハイペースの手コキでぐんぐんと高まる。
「す、すごい……そんなに」
とろんとした瞳でショウ子が見ている。そうだ。もっと見ろ。
男のすごさを見せつけるべく、ぎゅっときつく握ってしごく。肉棒は極大勃起し、爆発寸前。
「……くっ」
欲情に光るショウ子の瞳に射貫かれたときに俺は限界を越えた。
「ほら、こうだっ!」
「きゃっ、あっ、あああっ」
びゅくん。
勢いよく噴き出たしぶきがショウ子の胸の谷間へ散る。
びゅ、びゅ、びゅぷううぅ。
続けて、胸だけでなく腹にも散っていく。美少女へぶっかける快感はこのうえなく、いつもより激しくザーメンが出ていく。
秘苑にも白い滴が落ち、恥毛にトロミがへばりつく。
「……ああぁ。こ、これが精液」
肌を染める樹液を見つめるショウ子の熱い眼差しにそそられて、ペニスがぶるっと蠢動し、輸精管に残っていた汁がぴゅっと飛び出した。
――――
ついつい書きこんでしまいました。コメント欄を伸ばしてしまい、ごめんなさい。
- URL |
- 2009/02/09(月) 20:42:02 |
- ふいふい #74ie.15U
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いえいえ、お気になさらずにー。
描いていたときに考えていたシチュエーションとはまた違って新鮮でした。
過疎化してるエロパロ板のスレに投下したりすると、
活性化につながってくれるかもしれないと思ったり。
- URL |
- 2009/02/09(月) 23:43:36 |
- 76 #-
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最初は本番ありの別シチュで書いていたのですが、かけている絵を元に据えて、そこに収束するような文章を考えているうちに上の形になりました。
エロパロ板のスレには……そっち向きの文章が書ければといったところでしょうか。
- URL |
- 2009/02/10(火) 21:15:24 |
- ふいふい #74ie.15U
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